カナディアン

【レビュー】カナディアンクラブ20年|長期熟成カナディアンを味わう

カナディアンクラブ20年

カナディアンクラブ20年とは

カナディアンクラブはカナダのオンタリオ州ウィンザーの豊かな水脈と自然に磨かれたウイスキーで、「C.C.」の愛称で世界中で親しまれています。おそらくカナディアンウイスキーで最も有名なブランドだと思います。

カナディアンクラブといえば、ブレンディングのプロセスが特徴的です。ライ麦、ライ麦麦芽、大麦麦芽を別々に蒸留してフレーバリングウイスキーを作り、ベースウイスキーと樽詰め前にブレンディングします。その後、樽熟成を経てC.C.ならではの味わいに仕上げています。

スッキリした爽快な味わいが特徴で、自宅でハイボールで楽しむ方が圧倒的に多い印象です。

私もハイボール以外でC.C.を飲んだことはなかったのですが、今回はたまたまバーで20年もののカナディアンクラブを見つけたのでロックでいただいてみました。

本来スッキリした味わいのカナディアンクラブですが、20年もの長期熟成を経て一体どのようなウイスキーに変化しているのでしょうか。そんな違いも楽しんでみたいと思います。

テイスティングノート

カナディアンクラブ20年

香り

黒砂糖、ラムレーズン、キャラメルコーン、オレンジピール、ローストした栗、トフィー。

味わい

なめらかでクリーミーな口当たりです。ラムレーズン、黒糖、トフィー、オレンジピールの甘さ。後からナッツの香ばしさが追ってきます。

余韻

ミディアムレングス。キャラメルコーン、木のタンニン、土っぽさ、ライ麦も。

総評

20年熟成ともなるとノンエイジのC.C.とは全くの別物ですね。とても華やかな香りでまろやかな味わいです。あのスッキリした口当たりのイメージとはだいぶちがいます。大人で素敵な味わいです。

価格は14,000円ほどです。カナディアンウイスキーの頂点を極めたウイスキーを飲んでみたい方はぜひ試してみてください。

 

 

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