ジョニーウォーカーブルーラベルとは
ジョニーウォーカーブルーラベルは、数ある人気シリーズの中でも最高峰のウイスキーです。格付けとしてはグリーンラベルやプラチナラベルよりも上で、1万樽に1樽とも言われる大変貴重な原酒を使用しています。
各モルトの熟成のピークを見極めてブレンドしているため、決まった年数表記はされていません。熟成年数ではなく、味にこだわる。そんなブレンダーの強い意思が伝わってきます。
常々その存在は気になっていたのですが、毎回お気に入りのグリーンラベルばかり注文してしまってブルーラベルは中々試せずにいました。
今回実はプレゼントでこのブルーラベルを頂き、嬉しすぎて意気揚々と開封しています。このレベルのウイスキーになると、ウイスキーを包む箱も大変重厚で気分が上がりますね!
ブルーラベルと言うこともあって、ボトルの色はやや青みがかった色合いです。ウイスキーの琥珀色と相まって、重厚な色彩を放っています。
テイスティングノート
香り
ドライフルーツ、レーズン、ビターココア、コーラ、焙煎コーヒー豆、ブラウンシュガー、アーモンド、レザー、軽いタバコ。とても複雑な香りです。
味わい
甘く繊細で適度にスモーキー。焦したオーク、濃厚なバニラクリーム、蜂蜜、胡椒のようなスパイス、ダークチョコレートなど。
余韻
カラメル、カカオ、シナモン、ピート、フローラル。圧倒的なバランスで程よい長さの余韻です。
総評
究極のプレミアムブレンデッドであるブルーラベルはその噂通りの素晴らしいウイスキーでした!何がすごいって香りと味がとにかく複雑!逆に言うとバランスが絶妙です。
ここに全てのスコッチの要素が網羅されているのではないかと感じるほどの、幾重にも重なり合うアロマと余韻は至高の時間を演出します。
ちょっと私には良いウイスキー過ぎたかもしれません。飲んでなお、その全てを知れていないような気がします。ミステリアスな女性に手のひらで転がされているような感覚です。
これがある意味ブレンドの到達点なのかもしれません。全てを感じ取れないほどの複雑さと重厚さ。これがとても魅力的でセクシーさすら感じます。これは病気でしょうか。。まあこの際、病気でもいいです。
とにかく挑戦者求む。そんな気持ちです。ぜひ一度このブルーラベルを味わってみてください。このウイスキーは飽きることを許しません。
価格はネットで14,000円ほどです。価格以上の価値があることは言うまでもありません。本当に素晴らしいウイスキーで、おすすめの逸品です。
私もまた経験を積んで挑戦したいと思います。
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