ジョニーウォーカー

【レビュー】ジョニーウォーカーブラックラベル12年|おすすめの飲み方は?

ジョニウォーカーブラックラベル

ジョニーウォーカーブラックラベル12年とは

ジョニーウォーカーは白いパンツに黒いブーツ、手にはステッキを持ったストライディングマンのデザインで有名なウイスキーです。日本ではジョニ黒の愛称でもお馴染みです。

カーデュやモートラック、タリスカーなどを主要モルトとしたブレンデッドウイスキーで、年間1800万ケース近くを出荷する世界で最も飲まれているウイスキーでもあります。

まさにウイスキーの王座を手に入れた一大ブランドなわけですが、その裏には歴代ブレンダーたちによって育まれた技術と感性があります。現在はマスターブレンダーのジム・ビバレッジ氏によってジョニウォーカーの美しい味わいが生み出され続けています。

私もこのジョニーウォーカーブラックラベルには長年お世話になっています。穏やかな甘さは奥深く、スモーキーさも絶妙です。スコッチの良いところを詰め込んだような素晴らしいバランスがお気に入りのポイントです。自宅に必ず1本は置いています。

以前はジョニ黒の愛称で親しまれ、価格もそこそこ高いウイスキーでした。長年ウイスキーを愛する方の中には高級なイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

現在は輸入販売の進化によりとても手に入りやすくなりました。同じ美味しさで2,500円程度で購入できてしまいます。本当に良い時代になりました。

今回もそんなありがたみを感じながらいただきたいと思います。

テイスティングノート

ジョニウォーカーブラックラベル

香り

トフィー、キャラメル、焦したオーク、ピート、ホワイトペッパー、柑橘類。複雑で深みがあります。

味わい

ミディアムボディ。バニラ、バタースコッチ、ピート、ドライスパイス、ハーブ、大麦、シリアル。甘みと辛みが良いバランスです。

余韻

かなりフルーティで、適度にスモーキー。甘いナッツの感じも。

総評

非常に複雑で、フルーティとスモーキーのバランスが素晴らしいです。このバランスこそがジョニーウォーカーの最大の魅力だと思います。どんな飲み方でも必ず美味しい。このボトルは絶対に裏切りません。

強いて言うなら、ロックがおすすめの飲み方です。少しずつ氷が溶けて加水されることで、このウイスキーの様々な味わいを一度に楽しめます。

そして、このウイスキーが2,500円で手に入ることは改めてすごいことだと思います。少なくとも今のジャパニーズウイスキーにこの値段でこのクオリティは実現できません。スコッチが積み上げてきた技術の賜物ですね。

ジョニーウォーカーは他にも以下のようなカラーラインナップがあり、単に熟成年数だけでなくそれぞれ異なる味わいを実現しています。

飲み比べてみると、その性格の違いにびっくりすると思います。そしてそれぞれが全て上質なブレンドなので2度びっくりです。

  • レッドラベル
  • ダブルブラック
  • グリーンラベル
  • ゴールドラベル
  • プラチナラベル
  • ブルーラベル

基本的にこのジョニーウォーカーシリーズは価格以上の味わいを提供してくれる間違いないウイスキーです。迷ったらまず購入してみて損はないと思います。個人的にはグリーンラベルが最も好みです。爽やかでフルーティな味わいが大好きなポイントです。

あなたもぜひ自分好みのジョニーウォーカーを見つけてみてください!

 

 

▼関連記事▼

ジョニウォーカーグリーンラベル
【レビュー】ジョニーウォーカーグリーンラベル15年|極上ハーブの香りジョニーウォーカーグリーンラベル15年とは ジョニーウォーカーグリーンラベル15年は、厳選モルトのみを使用したフレッシュでフルーティな...
ジョニウォーカーブルーラベル
【レビュー】ジョニーウォーカーブルーラベル|シリーズ最高傑作の味と価格ジョニーウォーカーブルーラベルとは ジョニーウォーカーブルーラベルは、数ある人気シリーズの中でも最高峰のウイスキーです。格付けとしては...
【レビュー】バランタイン17年の評価|価格や飲み方は?バランタイン17年とは バランタイン17年は最も有名なブレンデッドスコッチの1つです。 日本では割と安価に17年ものが手に入るのであ...