ジョニーウォーカーグリーンラベル15年とは
ジョニーウォーカーグリーンラベル15年は、厳選モルトのみを使用したフレッシュでフルーティな味わいのブレンデッドモルトです。シリーズの中では中堅のポジションで、価格は5,000円ほどです。ブラックラベルの1ランク上のようなイメージでしょうか。
ただ、そのウイスキーの性格は他のジョニーウォーカーシリーズとは一線を画しています。新鮮なフルーツやハーブのような草の香りが特徴的で、さらに上位のプラチナラベル等より好きな方も多い銘酒です。
かく言う私も、ジョニーウォーカーの中ではこのグリーンラベルが一番好きです。非常に爽やかでかつ複雑な味わいがかなりクセになります。「美味しいウイスキーを飲みたいけど何がいい?」と聞かれたら、まずこのウイスキーを答えるほどです。
キーモルトはタリスカー、リンクウッド、クラガンモア、カリラの4つで、その他にも複数のモルトが丹念にブレンドされています。スペイサイドやスカイ島、アイラ島の特徴を兼ね備えており、味わう中でスコットランドのあらゆる風景や歴史が感じとれます。
今回はこの大好物をAmazonで自宅に取り寄せました。さっそく楽しみたいと思います。
テイスティングノート
香り
草原を思わせる草の香り。ハーブミント、フレッシュフルーツ、蜂蜜レモン、シナモン、オーク。複雑でいて爽やかです。
味わい
ミディアムボディ。みずみずしくスイート。フレッシュフルーツ、バニラ、モルト、蜂蜜、紅茶、アーモンド、キノコ。
余韻
やや長めの余韻。蜂蜜のような甘さとオーク。胡椒と煙の感じも微かに感じます。
総評
新鮮なハーブやフルーツを思わせる香りと味わいは何度飲んでも幸せな気持ちにさせてくれます。これはグリーンラベル独特の個性で、ジョニーウォーカーシリーズの中でも一際異彩を放っています。
それでいて、スモーキーなニュアンスも入っており複雑なバランスに驚かされます。いくら飲んでも飽きることがありません。
価格についても、この上質なウイスキーにして5,000円程度というのはとても親切な価格設定です。最低15年以上熟成されたモルトを使って、巧みのブレンドで素晴らしい仕上がりになっていることを考えると正直安すぎるくらいです。
総合的に、私としてはとてもおすすめできるウイスキーです。プレゼントなんかにも最適かと思います。ウイスキー好きなら、これをもらって喜ばない人はいません。
なお、飲み方はロックがおすすめです。初めは果物と草原の香りで、氷による加水でだんだんとバニラやオークの香りが開いていきます。この香りと味の変遷は大変興味深く、ロック1杯の中にこのウイスキーの色々な表情が見え隠れします。
この表情を時間をかけてじっくり味わう。そんな楽しみをぜひとも体感してみてください。
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