ジャパニーズ

【レビュー】山崎18年|価格高騰中の貴重なジャパニーズウイスキー

山崎18年とは

近頃、見かけることすら少なくなってきた山崎18年。

数々の世界的なコンペティションでの受賞歴があり、もはやどの国のウイスキー愛好家でも喉から手が出るほど欲しい一本になりました。

台湾にいる友人からも手に入ったらすぐ電話してくれと、月に1回くらいメッセージが飛んできます。飲む気か売る気かはよく分かりませんが(笑)

さて、この山崎18年は酒齢18年以上のシェリー樽原酒を中心にヴァッティングしています。重いボディと濃厚で複雑な香りと長く続く余韻に期待です。

テイスティングノート

  • 香り

非常になめらかで、チョコレート、レーズン、オークの素晴らしい香りがあります。ふんわりバニラ。ドライフルーツとフレッシュな果実両方のフルーティーさ。おそらくこの感覚はウイスキーでしか感じられません。ややハーブティー、革、濃いラム、シロップ。

  • 味わい

柑橘類の皮、さっぱりさせたドライフルーツ、キャラメル、クリーミーなシェリー、ハチミツ、少し酸味があります。若干のたばこ。

  • 余韻

複雑でバランスの良い甘さ、そして辛さ。やや長めに余韻が続きます。とても心地よいです。

  • 全体

最上級の香り、味わいです。世界中から愛されている理由は飲めばすぐに分かります。入手難易度は高いですが、ぜひ多くの人に味わってもらいたいです。白州の蒸留所にある白州バーではリーズナブルにこの山崎18年が楽しめるはずです。ここ1年は街中のバーでは見かけていません。もしあるなら、ぜひ教えて頂きたいくらいです。

 

 

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